海外旅行には気軽に行ける時代ですが、必要不可欠な手続きというものもあります。今回はパスポートやお金、ビザについてご紹介致します。
海外旅行の際には必要不可欠なパスポート
パスポートって、どうやって取得するのでしょうか?パスポートの手続きには、最低でも2回窓口へ行かなければいけません。しかも窓口は平日しかやっていない場合がほとんどです。仕事をしている人が、海外旅行へ行く前に休みをとって行くことはそこそこ難しいと思います。
そういった場合には、旅行会社へ依頼するか、自分で代理人を立てて申請することもできます。海外旅行のツアーを頼んでいる旅行会社があるのならば、そこへ頼むのも1つの方法だと思います。ただし手数料はとられると思います。
申請に関しては代理人でもできますが、受け取りは必ず本人が行うことになっています。パスポートの申請は、基本的に住民登録してある地で行うことになっています。しかし特例があって認められれば居住している地での登録ができます。
特例で認められているのは、単身赴任者、長期出張者、海外から一時帰国していて海外に住民登録している人、住民地以外の県の学校へ通っている学生です。
申請する窓口は、各都道府県にある旅券センター、他に市役所などに窓口を設けているところもあります。申請時間、受け取り時間共に窓口によって違います。申請は、どの窓口でも平日しか手続きができません。しかし受け取りに関しては、日曜日にもやっている窓口があります。事前にきちんと確認して、海外旅行へ行くまでに間に合うよう準備しましょう。
パスポートを受け取りに行くときには、申請したときにもらった「受理票」と手数料が必要です。
忘れずに準備して受け取りに行くようにしてください。
海外旅行の際のお金について
海外旅行では現地のお金が必要となります。米ドル、ユーロなど一般的に広く使われているお金の場合には、日本で準備して行った方がいい場合もありますが、旅先で両替すると基本手数料は安く済みます。日本の銀行で外国為替を扱っているところならば、大抵、現地のお金に両替してくれます。
しかし海外旅行先がドルやユーロ以外の現地通貨を使っているようなところでは、日本の銀行で両替して準備していくのが困難な事もあります。日本の銀行では用意していないか、あるいはあったとしてもかなりレートが悪くなっているかです。
あまりたくさんのお金を旅行中持ち歩くのも心配なので、クレジットカードを使って買い物したり、トラベラーズチェックという旅行小切手を使ったりする人もたくさんいます。現地の小さなお店、チップなどの場合には現地通貨しか使えないところもあるので、ある程度の現地通貨は準備する必要があります。
しかしそれ以外の大きな買い物、旅行のオプションの支払い、有名レストランでの支払い、ブランド物を買う、お土産屋さんで買い物するときなどは、カード、トラベラーズチェックなどでいいと思います。
大きなお札ばかりもらってもチップなどには使えないので、小銭を混ぜて両替してもらうように一言添えた方がいいでしょう。
訪問国によっては必要なビザ
海外旅行先によっては「ビザ」がなければ入国できない国があります。ビザは、目的によっても変わってきます。
国によっては突然手続きが変更することもあるので、事前に渡航先予定の日本にある大使館で詳細を確認して準備しておくといいと思います。海外旅行をツアーで行く場合などは、旅行会社が用意してくれるケースが多いので自分で準備しなくても大丈夫です。旅行会社に確認するといいと思います。
ビザの準備が要らない、免除対象になるのは短期滞在の場合です。免除措置をとっている国は、アメリカ、イギリス、韓国、台湾の他61ヶ国ほどです。さらに海外旅行先がアメリカの人はもう1つ注意が必要です。現在アメリカでは、「ESTA」という電子渡航認証システムの申請を義務付けています。渡航前に事前に申請しておかなければ入国させてもらえないので注意してください。
ビザ申請する場合に準備するものは次の通りです。
・パスポート(残存期間確認)。
・申請書(大使館などの窓口に設置)。
・写真(パスポート用と同じ)。
・手数料。
写真はだいたいの国がパスポートの申請時のものと同じで大丈夫ですが、申請する国により規定が若干違います。手数料も違うため、申請するときには渡航予定の大使館へ確認してからにするといいでしょう。
クレジットカードも欠かせないアイテム
「クレジットカード」は海外旅行にぜひ持っていきたい、欠かせないものだと思います。持っていない人は、海外旅行へ行く前にぜひ取得しておくといいでしょう。
クレジットカードを持つことで、現金をたくさん持ち歩く必要もありません。それだけではなく、クレジットカードには保険などのサービスが付帯しているため、安心して海外旅行へ行くことができるのです。
海外旅行へ行くとき、旅行保険をかけている人もいると思います。クレジットカードによっては、年会費無料のカードでも海外旅行保険をつけてくれているところがあります。つまりタダで保険に入れるのです。万が一現地で荷物がとられたとか、失くしたといった場合にも、役に立ちます。お守りだと思って準備した方がいいと思います。
一昔前までは、使えるクレジットカードが限られていたようなところもありましたが、最近では海外旅行に行くような観光地では大抵のクレジットカードが使えます。現金を盗まれたらそれでおしまいですが、クレジットカードの場合には、盗難保険が付いていれば助かるので現金より安全だと思います。
年会費が必要なものになると、さらにサービスが充実していて、傷害保険が最高で5000万円とか1億円とかついているカードもあります。さらに空港のラウンジを無料で使えるサービスもあるため、ドリンクやお菓子をいただけて年会費を払っても十分にもとがとれていると思います。
旅行会社のクレジットカードだと、さらにマイレージも貯まるので、お得になると思います。いろんなクレジットカードがありますから、サービス内容と年会費を比較して検討してみるといいと思います。
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